くもの七限目

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韓国艦艇が自衛隊機にレーダー照射した問題について考察してみた。

日韓の間に起きた、レーダー照射問題。

日本が謝罪を求めたのに対して、反対に韓国も日本側を非難し謝罪を要求する等、主張が対立したまま泥沼化しています。

 

まだ問題の最中ではありますが、

今回はレーダー照射についての経緯や日韓の反応、個人的な考えを書いていきたいと思います。

 

 

韓国海軍レーダー照射

そもそも、何が起きたかというと、

 12月20日(木)午後3時頃、能登半島沖において、韓国海軍「クァンゲト・デワン」級駆逐艦から、海上自衛隊第4航空群所属P-1(厚木)が、火器管制レーダーを照射された。

 

海自P-1の機材が収集したデータを基に当該駆逐艦から発せられた電波の周波数帯域や電波強度などを解析した結果、海自P-1が、火器管制レーダー特有の電波を、一定時間継続して複数回照射されたことを確認しております。

(防衛省より)

ここで使われている"火器管制レーダー"という言葉、一般人の私達にとっては聞きなれない言葉ですよね。

火器管制レーダーとは、

艦艇や航空機などから砲弾やミサイルを発射する直前に、目標の位置や速度を正確につかむために使用される。自衛隊を含む軍事用の艦艇や航空機は一般に、攻撃を回避するため、このレーダーで照射を受けた際にただちに感知する逆探知装置を搭載している。

(コトバンクより)

 

簡単に言うと、韓国海軍の艦船が日本の海上自衛隊の機体に向けてレーダー照射での攻撃準備をしていたという事。ここで言う攻撃準備とは、いつでもミサイルが打てる状態だったという事を意味しています。(ロックオン状態)

どういう意図があったのかは知りませんが、普通ならあり得ません。

 

上にもあるようにP1は、逆探知装置を備え付けている為韓国海軍からのレーダーを感知し、問題になったという事。

 

また、レーダーを一定時間に複数回受けていることから、偶然でない事がわかりますね。

 

 

次に日韓両国の言い分について細かく見ていこうと思います。

両国の言い分

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韓国側

北朝鮮の遭難漁船捜索のために航海用レーダーと火器管制レーダーを使用。

→ そもそも火器管制レーダーは海上での広範囲の捜索には向いていません。一般的には水上捜索レーダーの使用が適当だそう。また、公開映像によると照射は遭難船を救助した後だったと判明。

わざわざハイリスクのある火器管制レーダーを捜索に使用するでしょうか?個人的にはあり得ないと思いますが…。仮に使用したにしても、非常に危険な行為ですよね。

 

自衛隊からの無線の呼びかけは、電波が弱く雑音も酷くて聞き取れなかった。コリアコースト(韓国海洋警察)の単語のみ聞き取れた。

→専門家によると、無線の周波数は世界共通の為聞こえない事はないという。電波が微妙だった事実もないと。コリアコーストとは言っておらず、公開された証拠動画からもその様な単語は聞き取れない。

 

P 1へのレーダー照射は行なっておらず、光学カメラを向けただけ。威嚇する様な行動はしていない。人道主義的な救助をしていた。

→火器管制レーダー特有の電波を受信しており、証拠映像が防衛省よりUPされていますね。

火器管制レーダーを使用していたとこの間まで言っていたにも関わらず今度は使用していないと?

証拠映像より威嚇行動があった事はハッキリと確認できます。また証拠写真からも火器管制レーダーがP 1を捉えていた事が見て取れます。

 

艦隊の上空をP 1が低空飛行をして接近してきた。むしろ日本側が"威嚇飛行"を行なっていた。

→公開映像より、真上での飛行は無くレーダー照射を受けて確認の為に近くを飛行していたものと思われます。P 1の飛行は世界共通の航空法の範囲内でのものであり、韓国の主張する威嚇飛行だという証拠はありません。

 

日本側

P 1から撮影した動画を証拠として挙げる。

→P 1が海上で旋回し、パイロットの会話が収められており、客観的証拠としてみなせない。

 

韓国駆逐艦からのレーダー照射を受けた。

→映像には駆逐艦のFCアンテナがP 1を指しどの様な目的があるか無線で問う場面があり、レーダーの照射を裏付ける証拠とはならない。

P 1の情報収集能力、つまりは自衛隊の軍事情報が露見してしまう可能性がある為細かくは公開出来ない。また映像を細工していないとも言い切れない。

 

レーダー照射後回避行動をするのでなく、再び接近してきた。

→レーダー照射が偶然かどうかなどの確認をしていたものと思われる。

 

韓国側の公表映像はほぼ防衛省の公開したものと同じ動画。

韓国海洋警察の写した映像は実際10秒程度で、大体が状況説明と主張となっており、韓国側としては証拠映像は持っていないと思われる。

ここまで事が大事になるとは思っていなかったか?

 

海上保安庁は救助信号を受信していない。

→救助信号は国際的に定まった周波数である為、海上保安庁が受診していないのはおかしい。韓国の駆逐艦は何故北朝鮮の遭難漁船を救助するに至ったのか不思議だ。

 

何故そこに韓国駆逐艦がいたのか。

→日本の排他的経済水域である場所に、救助活動にしても海洋警察ならまだしも何故軍艦である駆逐艦が航海していたのか。

南北が密接に連絡を取っていた可能性も指摘されています。

 

北朝鮮の遭難船についての情報がない。

→普通は北朝鮮の遭難船を救助したのであれば、その後の行動を報道するはず。

 

何故起こったのか推測

国際的にも禁止されている射撃用のレーダー照射。日本だったから良かったものの、国によれば戦争の引き金ともなり得る事態です。

そのくらい深刻な問題なのですが、依然として韓国側の言い分は二転三転しています。

 

何故起こったのかというのは、いくつか考えられますが、恐らく現場の判断によるものが大きいと言います。

今回の場合、韓国艦隊の艦長など。

誤作動にしては複数回確認されている事から考えにくいです。

 

また一部の韓国メディアによると、

波が高い状況では三次元レーダーMW-08だけでは北朝鮮船の捜索が難しいが、火器管制レーダーSTIR-180なら、さらに遠距離までビームを送ることができるため使用したのではないかと指摘。

この行為は、海空域で偶発的な衝突を避けるための取り決めに抵触し、韓国側に落ち度がある。

(ナウニュースより)

とも言われており、北朝鮮の遭難漁船捜索の為使用した可能性もあると言います。

 

どのみち火器管制レーダーを使用するのなら、事前に通知するか、止むを得ず使用したにしても事実を認めて謝罪してほしいものですね。

 

今後の動向に注目

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現在日韓にはレーダー照射以外にも数多くの問題があり、関係が友好的とは言えません。

韓国の主張の背景には、日本に対する反日感情もあるのかもしれません。

 

しかしながら問題は韓国の落ち度だけではないとも考えます。

確かに事の発端は韓国の駆逐艦からのレーダー照射ですが、いささか報道が過熱し騒ぎすぎな気がします。

航空自衛隊トップの人によると、

「この様な問題はしょっちゅう起こっており大騒ぎする程ではない。」と言います。

 

問題の長期化による更なる泥沼化は両国共に望まない上に日韓関係にも影響が更にでてきてしまいます。

私としては、早急にこの問題を収束させて欲しいと願うばかりです。

今後も日韓の動きに注視していきたいと思います!!

 

それでは。ナツネより。