くもの七限目

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全国地域別のおせち料理!最近は洋風な物も!でも全体的には減少傾向!?

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お正月になると食べる日本の伝統料理"おせち"。

重箱に入った豪勢なおかずの数々。

各家庭で作ったり、デパートやネットで料亭の作った物を購入して食べたりしますよね。

 

今回は"おせち料理"について焦点を当ててみました。

少々文量が長めとなってしまいました。σ(^_^;)

 

おせち料理の始まり

おせち料理の始まりは奈良時代平安時代

元々は中国から季節の変わり目「節」の文化が伝わり、宮中では節を祝う宴「節会(せちえ)」を開き、そこで神にお供えして食べる特別な料理「節供(せちく・せっく)」を出すようになりました。

節の中でも一番大切にされていた正月の料理を「御節供(おせちく)」と呼び、そういった文化が大衆へと広まるにつれて現在のような"おせち"と呼ばれるようになったのだそう。

 

何故重箱に詰めるの?

昔は重箱には詰めていなかったが、正月の間、食べれるように長く保たせ、更には"福を重ねる"という意味でも重箱を使われるようになったと言われています。

「正直重箱に詰めるのは面倒だし、幾重にも重ねるのではなく弁当型で良いのでは?」と思っていましたが、そういった由縁があったのですね。

 

おせち料理の段の数

昨今ではオリジナルのおせち料理が多く、お重の段数も様々なものがありますが、一般的なおせちの段の数は、四段。

それぞれ一の重、二の重、三の重、与の重と呼びます。

古来より日本では四は死を連想させ不吉だとされている為、与を使って表されます。

 

おかずの詰め方

家庭で作る方は良くご存知だと思いますが、若い世代は特に、詰め方に決まりがある事は知っていても細かくは分からないという方も多いと思います。

 

全国各地でおせちの中身は少しずつ異なりますが、ある程度は型が決まっています。

以下の表に纏めてみました。

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内容についても、一つ一つの食材におめでたい縁起の良い意味が込められています。

 

日本の地方別おせち

次に全国の特徴的なおせちを地方別にざっくりとご紹介!

大衆に広まってからは各家庭がおめでたい食材を詰めて出来たおせち料理には、地域によって少しずつ違いがあります。

 

小学校の頃、家庭科の授業で我が家のおせちについて一人ずつ紹介した事があったのですが、皆の家のおせちが全く異なり驚いたのを覚えています。

正月料理なので他の家のおせちを食べる事ってまず無いので、「いいな、食べてみたい、学校に持ってきてほしい」と思った記憶があります。( ̄∇ ̄)

(昔から食いしん坊だったもので……)

 

北海道・東北地方

昔から漁業が盛んなこの地域では、海の幸をふんだんに使ったおせちが振る舞われます。年を越す前の大晦日に年越しそばと共に食べる家庭もあるのだそう。

また、紅白なますに鮭の鼻先軟骨を使った氷頭(ひず)なますが食べられます。

 

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これ私も時々食べます。コリコリとした食感でさっぱりとしていて美味しいですよー。

 

関東地方

関東のご当地料理は全体的に濃い味付けですが、おせちもまた濃口醤油と砂糖を使った甘めの物が特徴的。

 

中部地方

山と海に囲まれた中部地方は、両方の食材を使った贅沢なおせちが多いです。

また、豪雪地帯でもあるのでご当地の汁物もおせちと一緒に食べます。

 

近畿地方

大阪や京都といった昔からの大都市が多い地域。海に面していない地域が多く、保存食が多め。

お出汁や薄口醤油を使ったおせち料理が特徴。

優しい素材の旨味を生かした上品な料理が多いです。

またお魚は出世魚としても有名なブリを使用するのだそう。

私、京風の出し巻き卵が大好きです。(*´Д`*)

 

中国・四国地方

瀬戸内海を囲む穏やかな気候の中国・四国地方は、海産物や柑橘類が豊富!

 

九州地方

筑前煮をおせちに入れる家庭が多いです。
特に沖縄は独自の文化を持つ琉球王国だった為、おせちではなくオードブルを食べるのだそう。また筑前煮などの定番の物の他にもミミガーや豚モツを使った料理もお正月に頂きます。

 

洋風おせち

このようにおせちは昔からたべられていますが、近年は一風変わった"洋風おせち"という物も広まっています。

 

普通のおせちと何が違うのか?

洋風おせちとは、見た目も華やかなフレンチを和風にアレンジしたものが多い。

単に全てを洋食にしたというものではなく、これまでのおせち料理を活かしつつ、洋風にアレンジしたようなもの。

洋風おせちについて詳しく調べてみると、イメージと違い予想以上に豪華でした!

 

今回調べたのは、楽天のネット予約で人気のふらんすやのオードブルおせち」について!

 

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楽天より)

フランス料理といえば野菜や果物を使った料理ですよね。こちらのおせちでもやはり一風変わったメニューが人気となっています。

 

ではいくつか紹介してみますね。

 

黒豆

日本では定番おせちである黒豆ですが、洋風にすると黒豆をドライクランベリーとドライカシスと赤ワインで煮た一品へアレンジ!

なます

オレンジとオレンジのリキュールによりさわやかな風味へ!

栗金団

甘い栗金団は好きな方も多いいはずです。

渋皮つきのマロンとりんごのきんとんで和え、りんごのブランデーを入れることでより風の高いものへとアレンジした一品も好きな方は多いはず!?

 

イメージとしては結婚式で出される洋食と同じ様な料理となっています。定番のおせち料理同様、あまり親しみのない料理ですが、今まで食べていた定番おせちとは全く異なるテイストなので一度は食べてみたいですね!

 

おせちを食べる人は減少傾向

最近ではこのように工夫され、時代の流れに沿っておせちが広まっている一方で、基本的におせちは食べないという方もいます。

 

理由としては、

  • 馴染みのない料理が多く、好き好んで食べない
  • 味付けが甘い
  • 値段の割に嫌いなものが多い

 などいくつか理由が挙げられます。

 

婦人画報のおかいもの』によるおせちの価格アンケートでは次のような結果に!

37.1%が1万〜2万円未満

32.4%が2万〜3万円未満

13.1%が3万〜5万円未満

 

多くの人がおせちに数万円程の食費をかけています。

実は、若者からお年寄りまで、おせちを必ず食べる方の割合はたったの約50パーセント

 

残りの半分は必ずしも食べるわけではないと回答。

全く食べないわけではなく、スーパーで好きな2〜3品、カニやかまぼこ、伊達巻、数の子などをお正月の食卓のおかずに選ぶ方も増えてきています。

 

やはり、おせちを注文するよりスーパーで、好きな料理を好きな分だけ買ってもコストを抑えることもでますし、質にこだわらない方はこのスタイルでいく方が増えてきているのではないでしょうか。

 

 

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一言におせちと言っても、様々な物があるのですね。

ただ一人暮らしでは実家に帰らない限りお正月におせちを食べなくてもいいかと思う人もいるでしょう。

そう考えると時代の流れと共にゆるやかな衰退傾向にあるのかもしれません。

それでも日本古来の文化として、いつまでも残って欲しいなと思います。

なんと言っても私おせち大好きなので!!

 

それでは。

ナツネより。